労働組合の結成

創業後の数々の試練を克服しながら、全員が力を合わせて新鋭火力発電所の建設完工に懸命の努力を傾注してきた。この時期は、経営者・従業員双方にとって過酷で耐え難い苦難の連続であったが、労使関係の近代化と共存共栄を図っていくことを目的に、昭和34年6月「九州火力建設労働組合」が結成された。     

安定した労使関係を維持し、信頼される工事会社として事業を推進するという創業以来の労使関係の基調はそのまま継承され、労使双方は相互理解の立場にたって従業員の生活安定と会社の発展に努力することを共通の目標として、ここに健全な労使関係の第一歩が踏み出されたのである。