会社発展と社名変更

当社は、昭和29年5月に「九州火力建設株式会社(KKK)」として発足し、火力発電所の建設工事を次々と施工し、工事終了後も引き続き保修工事を担当していった。創立10年の39年には、火力発電所の新設が進み保修工事のウェイトが高まったことから、社名を「九州火力工事株式会社」に改めた。     

その後、業績は大きく拡大し経営基盤は安定したが、45年6月に九州電力㈱が発電所建設の発注方式を「メーカー据付渡し方式」に変更し、当社は大きな転換期を迎えた。

そこで、営業活動の強化を経営方針の最重点項目に置き、お客さまへの積極的な受注活動とともに、一般産業や九州地域外の工事に受注活動を行った。また社内組織体制の充実、原価の低減、技術力の向上など企業体質の改善を推進した。さらに社内外に向けて当社のイメージチェンジを図るために、46年3月に社名を現在の「西日本プラント工業(NPC)」と改称した。