発電機ジャッキアップ工法
ステーター吊り上げに施工

当社として電源開発腕の初めての建設工事となった竹原火力発電所2号機建設工事で、当社は日立プラント建設朦(現昧日立プラントコンストラクション)からボイラとタービン本体、発電機の据え付けを受注した。当時、発電プラントは大型化の一途をたどり、建屋内部での据え付け作業では、重量を増した機器の荷上げが不可欠になった。日立プラント建設昧はタービンのステーター吊り上げにおいて、初めてジャッキアップエ法(※)を採用し、当社は、初めて同工法での工事を施工した。自重250トンにも及ぶステーターを地上15メ ートルまで吊り上げ、横引きさせて無事タービン室内に収容した。この建設工事では重機材を適所に駆使して省力化が図られた。

※ジャッキアップエ法…油圧式のジャッキ(物を上げ下げするために使用する機械装置)を用い大型の機器を直接上げていく工法